2011-02-15 [ロック]
トゥール(tool)/《超次元》〜《第200次元》の音楽
前年の1991年にニルヴァーナの『ネヴァーマインド』がビックヒットしているので、グランジというスタイルかと思えるのですが、どうも違うようです。今回とりあげたのは、瀬越さんからのコメントに対する遅れた反応なのです。
娘が高校生のころ(もう5・6年以上前になりますか)、よく付き添いでライヴに行かされました。kORN をはじめ、Linkinpark, Nine Inch Nails, System Of A Dawn、Metalika, Green Day, Limpbiskit, Tool などなど。私も結構楽しんではいたのですが、こちらのライヴはほとんどがスタジアムかアリーナなので、PAが最悪の場合が多く、キーんという高音とズシン、ズシンの低音ばっかで、ボーカルなどほとんど聞こえない。なかで、Nine Inch Nails, Limpbiskit, Tool はPA にも非常に気を使っているようで、隅っこの席でも大変にいい音で楽しめました。彦坂さんがどう判定なさるか知りませんが、Tool はピカいちだと思いました。
ニルヴァーナの音楽が、《第100次元》までの音楽であるのに対して、トゥールの音楽は《第200次元》まである音楽であって、その意味では決定的に違う音楽なのです。
つまりニルヴァーナの音楽が、産業社会の最後の音楽であったのに対して、トゥールは情報化社会の音楽であったのです。
2011-02-13 23:29
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