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日本の原発爆発事故は「スリーマイルと同レベル」 [状況と変動]

日本の原発爆発事故は、「スリーマイルと同レベル」になってしま 
いました。
地震の多い日本には、原発は危険すぎたのです。
被爆被害者の全貌はまだわかりません。




【東日本大震災】
原発爆発事故 「スリーマイル」と同レベル

      沈静化へ実績どう生かす
2011.3.13 05:41
 
 東京電力が完全休止を決めた福島第1原子力発電所1号機の事故 
は、燃料が露出して炉心の溶融が起きているという点で、米スリー 
マイル島の原発事故など過去の大事故と同様の深刻な事態といえ 
る。ただ、その一方で、多数の死者を出した旧ソ連のチェルノブイ 
リ原発事故とは多くの点で異なることも事実だ。
 
 スリーマイル島事故は1979年に起こった。原子炉タイプは、 
スリーマイル島が「加圧水型軽水炉(PWR)」、福島第1が「沸 
騰水型軽水炉(BWR)」で、タービンを回す蒸気の出し方が異な 
るが、炉心溶融の過程は同じだ。
 
 大きな違いは事故の原因だ。スリーマイル島では原子炉を冷やす 
べきところで逆に冷却装置の使用を抑えるなど、いくつもの人的ミ 
スが重なった。一方の福島第1は「震災規模が予想をはるかに上 
回った」(保安院)部分が大きい。原子炉に電気を供給するディー 
ゼル発電機が津波で故障した上、交通が寸断されて復旧のための電 
源車両が到着しない事態などが相次いだ。
 
 86年のチェルノブイリ原発事故も炉心溶融という意味では福島 
第1と共通するが、原子炉の構造が大きく異なるため、「チェルノ 
ブイリの二の舞いになるシナリオは考えにくい」(保安院)とみら 
れていた。チェルノブイリ原発が採用した「黒鉛減速沸騰軽水圧力 
管型原子炉」は、格納容器がなく原子炉が密閉されていない構造 
で、これが放射性物質を大量に放出する結果につながった。このタ 
イプの原子炉は、日本では過去に1基造られただけの旧型だ。
 
 さらに、福島第1では地震発生時に原子炉内の核反応が止まって 
いた。このためチェルノブイリのように核分裂が急速に進む可能性 
は低かった。被害拡大の背景には旧ソ連政府の情報隠蔽(いんぺ 
い)や、避難措置が取られなかったことなどがあり、人災の側面が 
強い点では、むしろスリーマイル島と共通点があった。

情報出典;産經新聞

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